【夏の危険生物】ヒョウモンダコに注意!かまれるとホントにヤバい!

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ヒョウモンダコというと、最近では結構聞いたことがあるのではないでしょうか?

もちろん、危険生物としてもそうですが、マンガ好きの方ならピンと来ていると思いますが、あの人気漫画「テラフォーマーズ」でも登場しましたよね!

ヒョウモンダコは別名、ブルーリングオクトパスともよばれ、外見は青く光るリング模様が綺麗なため、観賞用に飼育する人もいるようですが・・・。

というわけで、引き続き今回も夏の危険生物としては割と有名な「ヒョウモンダコ」について調べてみました。

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ヒョウモンダコが危険な理由

ヒョウモンダコが危険生物としての地位を得ている理由、それは強力な『毒』をもっているからなのです。

通常、タコは獲物を捕獲するために強力な吸盤や力の強い8本の腕を駆使しますが、ヒョウモンダコは毒によって獲物を捕獲します。

<毒その1:テトロドトキシン>

この毒の名前も有名ですよね。そうです、フグの毒と同じ毒をもっているのです。

これはヒョウモンダコの唾液に含まれていて、かまれた際にそれが体内に注入されると、呼吸困難を伴う麻痺を起こし、ひどいときには呼吸停止による窒息をしてしまうとのことです。

<毒その2:ハパロトキシン>

この毒の名前はあまりなじみがないのではないでしょうか。

ヒョウモンダコは餌として蟹などの甲殻類を捕食しますが、実は、前述のテトロドトキシンは甲殻類には無害なんだそうです(それはそれですごいですね)。

そのため、甲殻類を捕食するためにある毒がこのハパロトキシンで、ヒョウモンダコはこの毒を唾液腺から海中に放出して、蟹などの動きを止めるそうです。

そういえば、この毒もテラフォーマーズで出てましたね(笑)。

かまれたときの対処法

ヒョウモンダコにかまれた場合、前述のように呼吸困難となってしまうのですが、実はテトロドトキシンは解毒剤がない(!)そうで、応急処置は傷口を押さえ、必要に応じて心臓マッサージを行うこともあるようです。

医療機関にかかった場合も、治療といっても毒が体から排出されるまで酸素マスクをつけるなどの対策となるようです。

ヒョウモンダコは、派手な色合いをしているため他のタコと区別がつきやすいので、見かけたら絶対に近づかない、触らない、というのが一番の対策になるかと思われます。

おわりに

ヒョウモンダコは、ここ近年西日本沿岸で広範囲で目撃されているようですので、海に近づく夏場は要注意という意味で、今回調べてみましたが、やはり毒をもつ生き物は怖いですね。。。

くれぐれも注意したいものですね!

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